|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回は「【主役たち】1998〜1999」と題して、1998年と1999年の2年間にシングルランキングを賑わせてくれたアーティストを振り返ってみます。 ■「同時リリース」「連続リリース」がブームに 1998年と1999年に発表したシングルランキングは計104週でした。そこにランクインしたアーティストを、ランクイン回数別に集計したところ、1位はラルク・アン・シエルでした。 登場回数は実に105回。2位の鈴木あみ(当時の表記)やKinKi Kidsの登場回数(63回)に40回以上の差をつけて独走しています。 104週のシングルランキングで105回登場、となると、単純に考えれば“毎週必ずランクインしている”計算になります。 なぜこんなに登場回数が多いのか、その答えは「シングル同時リリース」にあります。ラルク・アン・シエルは1998年7月、「HONEY」「花葬」「浸食〜lose control〜」と3タイトルを一挙発売、初登場週は1位から3位を独占する結果になりました。 リリースされるタイトルが多いワケで、必然的にランクイン登場回数も増えることにつながります。 この傾向は、上位の他のアーティストにもあてはまります。 4位のGLAYは1998年4月に「誘惑」「SOUL LOVE」を同時リリースしていますし、9位のglobeは1998年9月から10月頭にかけ、「wanna Be A Dreammaker」「Sa Yo Na Ra」「sweet heart」「Perfume of love」とほぼ毎週シングルをリリースしています。 ■「歌姫」や「ディーバ」と称される女性ソロアーティストが続々登場 この時期、GLAYやラルク・アン・シエルなどの男性バンド勢と並んで話題となったのが、女性ソロアーティスト。 歌姫やディーバといったシンボル的なキーワードが生み出されたのは記憶に新しいところ。 登場回数ランキングでも、6位の浜崎あゆみを筆頭に、11位に宇多田ヒカル、12位にMISIAがランクイン。女性ソロでは、Best30圏内に安室奈美恵、Cocco、小松未歩もランクインしています。 ■1位は324万枚で「だんご3兄弟」、2位の宇多田ヒカルも約240万枚を記録 一方、この2年間のシングルセールスを見てみると、トップは速水けんたろう、茂森あゆみ、ひまわりキッズ、だんご合唱団「だんご3兄弟」の324.9万枚。 この10年間で唯一の300万枚突破作品かつ、最も売れたシングルであります。 当時を知らない方のために、この曲がどのくらい凄いのかちょっとデータをひもとくと、発売週に113万枚のセールスを記録、そして約1ヶ月で292万枚までグングン売上を伸ばしています。 1位に続く2位は宇多田ヒカルのデビューシングル。ここから彼女の快進撃がはじまったんですよね。出す曲出す曲が軒並み100万枚を突破、勢いそのままに発売された1stアルバム「First Love」は、とんでもない売上を叩き出しました。そのあたりは、アルバム特集の時に触れてみたいと思います。 【関連ページ】 −1998年 年間シングルBest100 −1999年 年間シングルBest50 ◇シングルランキング登場回数Best30
※集計上の注意事項 アーティストの集計にあたっては、カラオ独自の分類基準を適用した都合上、「V6」と「V6/Coming Century」、「嵐」と「アラシ」など、表記が異なる同一アーティストを別々に集計しております。あらかじめ御了承ください。 |
|
Copyrights (C) KARAO.com All Rights Reserved. | |HOME|KARAO.comとは|お問い合わせ| |