この時期にこの作品をとりあげることが不謹慎であることは重々承知しています。
ですが、ありのままを記録しておくためにも書いておきたいと思います。
今回の書き込みは、大震災で被災された方、原発事故で最悪の事態を防ごうと決死の覚悟で対応にあたられている方にとって気分を害される内容が含まれるおそれがありますので、そのような方はこの先を読み進めないようお願いします。
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いま冷静に振り返ってみて、原発が爆発したというニュース(日テレがスクープしてましたよね、原発の建屋が吹き飛ぶ瞬間の映像を。あれです)を見た瞬間、不謹慎ながら頭の中をよぎったのが「COPPELION」(コッペリオン)というマンガでした。
「COPPELION」は、東京お台場に作られた原発が事故を起こし、原子力汚染のため周囲一帯が封鎖された2036年が舞台となったお話なんです。
作中では東京一帯(たとえば中野とか吉祥寺とか)が廃墟として描かれています。あの爆発シーンを目の当たりにし、そういうマンガの中の風景が現実になるのでは、と一瞬想像してしまいました。
このマンガ、話に惹かれて1巻から最新巻まで持っているのですが、もちろん購入したときは「原発事故は発生したら怖いけど、そういうことは起きないもんだ」という、今から考えると何の根拠もない前提にたって、非現実としてとらえていたんですが、、、
アニメ化も予定されていたんですが、もちろん話はなくなっちゃいますよね、この状況では。3月下旬公開予定のPVについてはいまのところお目にかかっていません。
作品自体連載が続くのかが気がかりだったんですが、とりあえず作者のツイッターでは打ち切りはないとのこと、それはそれで個人的にはよかったのですが、一方で被災された方のことを慮ると、複雑な思いがあるのも確かです。
ちなみに、作中では総理の無能ぶりが描かれているのですが、現実も、、、はぁ。これだけはホント暗い気持ちになります。
それにしても、COPPELIONの設定が現状とシンクロしすぎてて、まるで未来予測を見ていたようで、変な気分です。
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