諸事情により（笑）多くは語りませんが、Blogってインターネット環境がある
（ブラウザが使える）ところなら、どこからでも書き込みが可能というのがい
いですね。今日は、そのメリットを享受しつつ書き込みたいと思います。

で、今週なんですが、新聞社である「日刊ゲンダイ」さんから取材を受けまし
た。

といってもブログについて語った訳ではなく、音楽情報サイト「karao.com」
編集長として「ランキングって大丈夫なの？」というテーマでちょっとだけお
話をさせていただきました。

日テレの視聴率操作事件を受けて、その他の情報についても検証したいという
のが取材の趣旨でした。だいたいのことは、以前書いたこのページの内容と同
じです。

記者さんの話では、音楽のほか、映画などのヒットチャートについてもあわせ
て検証したものを今週土曜日の日刊ゲンダイに載せる、ということだったので、
もしそのあたりの数字操作の可能性について興味がある方はそちらをご覧くだ
さい。

媒体が夕刊紙だけに、載るのか載らないのか、またどう載るのかが結構気にな
ったりしています。

で、視聴率操作事件を受けた私の雑感を。

音楽のヒットチャートに関して言えば、結局のところ日本全国のレコードショ
ップすべてを調査対象にすればリアルな売上枚数が出てきます。ただ、もちろ
んそんなことはできないわけで、レコードショップの中からある程度の調査対
象店舗を選んで統計処理を施して「統計分析の結果、全国でこれぐらい売れて
ると推測されます」という数字を各社が出しているにすぎません。

調査対象店舗でＣＤを買い占めれば数字が操作できちゃう訳で、原理は視聴率
操作事件の「調査対象世帯にテレビを見てもらった」というのと同様です。
そう、あの事件、案外根が深いかもしれません。

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ちなみに、最近は更新が追いついていないカラオの週間ランキングは、
端から全国規模での調査なんてできませんから、細々とした調査結果を
基に大胆に売上枚数を予測しています。
これも、統計分析のなせるワザだったりします（苦笑）