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karao Diary
カラオ編集長のひとりごと。

郵便使わなくなるかも

2004年05月16日

ヤマト運輸が、5月下旬からセブンイレブンなどで「メール便」の取り扱いをスタートすると
発表しましたね。

発表によれば、当初はセブンイレブンの都内一部店舗のみですが、順次拡大、さらに
ファミリーマートでも取り扱いが検討されているようです。

「メール便」には、
○A4サイズのものを折らずに、80円から送れる
○郵便(郵政公社)より圧倒的に安い
○「宅急便」と同様、配送状況をネットで確認できる
○「宅急便」と同様、翌日には届く(一部地域除く)
○あらかじめ「切手」のようなものを買う必要がない
というメリットがあります。

ちなみにどれだけ安いか比較してみました。

料金表日本郵政公社ヤマト運輸
定形郵便物定形外郵便物クロネコメール便
25gまで8012080
50gまで90
100gまで取扱なし140110
150gまで200160
250gまで240
300gまで390
500gまで210
600gまで580
1kgまで310
2004年5月16日現在の消費税込み価格。

極端な例ですが、600gのカタログを送ろうとした場合、定形外郵便物では580円、
メール便では210円ですから、実に63.8%もお得となります。

一応郵政公社には、定形外郵便物のほかに、割安な「冊子小包郵便物」というのがあり、
600gの場合340円となっています。

ただしコレ、「封筒又は袋の納入口などの一部を開く」または「内容品の大部分を透視
できるよう、包装の外部に無色透明の部分を設ける」などの措置が必須条件なので
使い勝手が悪い。

郵便物って、ちゃんと届いてるのかどうかが確認できなかったじゃないですか、今までは。
しかも、夜中に郵便出したくても、切手が無くてダメってこともあるし、自宅には正確な
量りがないので、送付物が何グラムなのか見当つかず、切手はあってもいくら分貼れば
よいのか分からないこともありました。

これがきちんと稼働しはじめたら、多分郵便は使わないだろうなぁ…。

なお、“幇助”とかいう名目で不当逮捕されたらシャレにならないので(←んなワケない)、
メール便のデメリットもあわせて書いておきます。

×郵便法第5条規定の「信書」(はがきや手紙など)は送れない
×郵便局の私書箱宛のものは送れない

厳密に郵便法第5条を見ると、

・郵政公社(および公社が委託した業者)以外は、他人の信書を送達してはいけない
・上記に違反した信書送達業者に、信書の送達を委託してはいけない
・貨物に添付する無封の添状又は送状については、送達してもよい

としており、これに違反したものは「3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処する」
とのこと。

ですので、メール便は、くれぐれも、信書以外のものを送るときに使いましょうね♪

Posted by karao at 2004年05月16日 08:12
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