土曜日朝のニュース番組、「ウェークアップ」に江川紹子さんが出演していました。

ライブドアによるニッポン放送株取得問題の話題を取り上げたときに、司会の
桂文珍さん（だったと思う）が「堀江社長とインタビューされているそうで」とたずねていました。

放送終了後、江川さんのサイトをみたら、取材記事を発見しました。

ちょっと引用してみましょう。

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「人気がなければ消えていく、人気が上がれば大きく扱われる。完全に市場原理。
我々は、操作をせずに、読み手と書き手をマッチングさせるだけ」
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徹底した市場原理主義で、しかも新聞を持つ理由は「信用とか格を上げていくため」で
「紙（＝新聞）を出してりゃ、みんな信用しますよ。そんなもんですよ」と言い切ってしまう
ところに、よく言えば「ウラがなく、本音で語る」、悪く言えば「あけすけ」「あけっぴろげ」な
堀江社長。

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――事実が確認されれば、あとはどんな話も載せる、と？
　紙面が許す限りですけどね。あとは人気ランキングだけですよ。
――人気？
　インターネット（のニュースに）アクセスするじゃないですか。そこで何が注目されているか、と。
だいたいの記事は、先にネットに出ちゃうわけですよ。注目度が高い記事はアクセス数が
多くなる。それを紙にする時に、見出しを大きくする。紙は一日一回くらいしか出せません
からね。
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ただ、ネットの人気記事ランキングで新聞を作ろうとすると、やっぱり社会面とか芸能面の
記事が1位になっちゃう気がするので、無理があるような気がします。
国際問題などが上位に来ることはなさそうだし…。

ネットをやっている人だと、この感覚もある面では分かる（ネットだと、「ネタになる」記事が
上位に来るということ）けど、新聞をじっくり読んでる人って高齢者とか多そうだから、
そういう人＝自宅で定期購読する優良顧客からそっぽ向かれる新聞は経営的に
リスク多そう。

ランキングは「知りたい」「見たい」記事の集積なので、「見ておいた方がよい」「知っておいた
方がよい」記事がざっくり捨てられてしまうところにも不安が。

なんで不安かというと、ウチ産経新聞なんですよ（笑）

買収するのは構わないんですが、頼むからちゃんとした新聞を出し続けてくれという
ことですね。

で、もし仮に「ネットで一番人気の記事」が一面トップになったらどうなるでしょう？と
いうのを想像すべく、朝日新聞のサイトにあるtop30を見てみました。

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2月18日
　１位　 ボール当たり小５死亡、加害児童の親に６千万円賠償命令
　２位　 番組で「窃盗」告白は不適切　日テレが謝罪、調査始める
　３位　 天皇役のイッセー尾形に「ブラボー」　ベルリン映画祭
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2月19日は1位が大雪で、ライブドア問題とインドネシア地震が続いていて結構いい
感じの一面になりそう（でも、西武元社長の自殺は6位ですね）ですが、18日の新聞は…。

話題のあびる優が2位にランクインなので、1面は確定ですねこれは。
しかも2位ですから、かなり大きく取り上げられる、と。

…この新聞、他紙とは大きく異なるので、これはこれでアリかも（苦笑）

# 既存の新聞とは視点が違うってコトを明確にすれば、成立するかも。
# ただ、フリーペーパーでないときついかなぁ。月数千円払う価値はなさそうです。