さてさて、選挙の投開票から一夜明けましたが、全体的な結果はさておきワタクシが注目していた最高裁裁判官の国民審査結果を見てみると、全員が信任され、罷免率はほぼ前回並みとのこと。あまり関心が集まらなかったんでしょうか。
罷免率を個別に見てみると、一票の格差を合憲と判断した2名は7%台で、残りの人は6%台と若干の差は見られるものの、これでは一票の格差を是正せよと言う圧力がかかったとは決して言えない状態。結局何も変わらず、なんでしょうね。残念です。
そういえば、きのう書き忘れた選挙にまつわるおはなしを2つ。
1つは投票所で投票用紙をもらう列に並んでいたら、おばちゃんが「ウチの息子が仕事の都合で投票に来れなくなったんで、わたしが代わりに投票するから。息子の分の投票用紙もちょうだい」などと悪びれもせずお願いしていたのに衝撃を受けました。
まぁそのおばちゃんは本当に悪意というか選挙違反しようと思ってたわけではないんでしょうけど、こういうことを言っちゃう人もいるんだなぁと。もちろん担当者に「それは無理です。夜8時まで投票できますので息子さんに来てもらうようにしてください」ってたしなめられてましたが、そんなことがokなら票の買収とかし放題になっちゃうわけで...。
あと、投票って投票所に足を運ばなきゃできないから、外出することを強要する制度じゃないですか。だから投票率を上げるために在宅投票(ネット投票)も可能に、という話もありますが、逆に考えれば、投票のついでに買い物とかって流れを作れれば経済効果になるんじゃないかなぁと。
かくいう自分も、投票の帰りにスーパーでちょこちょこっと(のはずが2000円ぐらいw)買い物しちゃったクチなんで。モノは考えようですわな。