音楽情報サイト「カラオドットコム」は4月1日、ネット上での書き込みやつぶやきで知らないうちに著作権を侵害することを防ぐためのツールを公開しました。
掲示板やブログ、ツイッターなど、手軽なシステムが普及したことで、ネット上の"書き込み"は増加の一途をたどっています。
その一方、書き込みの中には著作権を侵害しているものも少なくなく、問題となっています。
今回リリースした「著作権侵害判定プログラムβ版」は、カラオドットコムがそれなりに保有するデータベースをもとに、書き込みの内容がすでに発表されている作品の歌詞内に使われていないかを検索するツールです。
書き込みたい文章をフォーム内に入力し検索をかけるだけで、瞬時に著作権侵害のおそれがあるかを○×で明確に判定します。
▼侵害のおそれがあるケース (詳細を見る) | ▼侵害のおそれがないケース (詳細を見る) |
ツールを開発するにあたり、日本語入力システム「あTOK」を販売するチョウドシステムと提携、同社の日本語研究データベースを活用することで判定精度を高めるとともに、歌詞以外での著作権侵害の可能性や判定理由の提示も行います。
今後、著作権利用料の支払いが必要と判定された場合、利用料をクレジットカードや電子マネーで即座に引き落とせるよう、金融機関や著作権等管理事業者とも提携をはかってまいります。
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