カラオ編集長のひとりごとver.3 (2009年1月スタート)。
2003~2006年のひとりごとはver.1、2007~2008年のひとりごとはver.2として別途保存。

朝日新聞社長の謝罪会見に思う

東電吉田証言調書問題、慰安婦強制連行問題の誤報に対し、朝日新聞社長による謝罪会見が本日行われました。

これだけの状況に追い込まれてなお、社長から「引責辞任する」という言葉はなく、何度も「(しかるべき時期に)進退を決断する」と述べるにとどめたところなど、まぁ内容にもいろいろと突っ込みたいところはあるのですが、それはさておき。

記者会見がスタートしたのが19時半。21時過ぎまで記者からの質問に対応していました。

そして21時54分。テレビ朝日系「報道ステーション」がトップニュースでこの問題を報じます。しかもその直後、慰安婦問題の検証特集をはじめます。吉田清治氏の証言が虚偽だとしても、河野談話やクマラスワミ報告には影響がないことを30分近くにわたり報道しました。

この一連の流れ、偶然にしては出来過ぎてますよね。

まるで「誤報はあったが影響はそんなに大きくない」ことを印象付けるかのような内容でした。しかも、他の報道番組に不利な時間帯に会見を設定したことも恣意的な印象です。NHK「ニュースウォッチ9」には編集ギリギリの時間ですからね。

ということで、なんだかもろもろ腑に落ちないことだらけの会見だったと感じています。

[09/12 00:25 訂正]
東電「吉田証言」を「吉田調書」と訂正させていただきます。慰安婦問題は「吉田(清治氏)の証言」が問題に、原発は「吉田(昌郎氏)の調書」の報じ方に関する問題、でした。大変失礼いたしました。

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このページは、おむすび@カラオが2014年9月11日 23:58に書いたブログ記事です。

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