KARAO Single Ranking guide
今週のランキングに登場した注目作品をKARAOがガイド!
2004年1月11日付
先週の総評翌週の総評

  SMAP
  「世界に一つだけの花」
1位キープ 


2004年最初のランキングで「2度目の再浮上首位獲得」を果たしたSMAPですが、なんとこれで2週連続首位キープとなりました。

ということで、この曲のチャートアクションをここで振り返ってみたいと思います。2003年3月9日付ランキングで初登場首位を記録、そのまま3週連続で首位をキープ。一度2位にランクダウンしたものの、4月6日付ランキングで「1度目の再浮上首位」に。

そして時は流れ、先週1月4日付ランキングで「2度目の再浮上首位」を達成しました。

ちなみに、1996年以降のランキングで“2度”再浮上首位を記録できた作品というのは、SMAPのこの曲とMISIA「Everything」の2作品のみ。いかにこの記録が凄いかがお分かりいただけるかと思います。

データを調べたついでに「再浮上首位」を記録した作品数も見てみたのですが、こちらは1996年以降で16作品。SMAPが3作品、SPEEDが2作品で実現しています。

【1996年以降の「再浮上首位」作品一覧】
2003年12月21日付Mr.Children
「掌/くるみ」
2003年4月6日付SMAP
「世界に一つだけの花」
2002年8月18日付浜崎あゆみ
「independent/july 1st/HANABI(『H』)」
2001年7月22日付桑田佳祐
「波乗りジョニー」
2001年5月6日付CHEMISTRY
「PIECES OF A DREAM」
2000年11月26日付MISIA
「Everything」
2000年11月12日付MISIA
「Everything」
2000年9月17日付SMAP
「らいおんハート」
2000年2月20日付サザンオールスターズ
「TSUNAMI」
1998年11月22日付SPEED
「ALL MY TRUE LOVE」
1998年2月1日付SMAP
「夜空ノムコウ」
1997年12月21日付KinKi Kids
「愛されるより愛したい」
1997年11月9日付SPEED
「White Love」
1997年6月15日付GLAY
「口唇」
1997年5月18日付華原朋美
「Hate tell a lie」
1996年8月4日付大黒摩季
「熱くなれ」
1996年6月2日付久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL
「LA・LA・LA LOVE SONG」



  YOSHII LOVINSON
  「SWEET CANDY RAIN」
初登場2位 


活動休止中のTHE YELLOW MONKEYのヴォーカル・吉井和哉によるソロプロジェクト、YOSHII LOVINSONの「TALI」につづく2ndシングルが初登場で2位にランクインしてきました。

タイトル曲に加え「SPIRIT'S COMING(GET OUT I LOVE ROLLING STONES)」「70 GO」と、収録曲はいずれも自ら作詞作曲を手掛けています。

今後の彼ですが、2月11日には1stアルバム「at the BLACK HOLE」のリリースが決定済み。既発シングル「TALI」「SWEET CANDY RAIN」が収められるほか、初回盤は15万枚完全限定でDVDがパッケージングされることに。

http://www.yoshii-lovinson.com/
 ▲オフィシャルサイト

  森山直太朗
  「太陽/声」
初登場4位 


2003年8月リリースの「夏の終わり」から5ヶ月ぶりとなるニューシングルが初登場で4位にランクイン。

2曲目の「声」は映画「半落ち」主題歌、4曲目の「『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のテーマ」は、ニッポン放送系「第29回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のテーマソングに起用されています。

http://www.universal-music.co.jp/moriyama_naotaro/
 ▲オフィシャルサイト

  平原綾香
  「Jupiter」
浮上で5位 


2003年最後のランキングでBest10入りを果たし、先週はいったん順位を下げたものの今週は5位にまで浮上してきたのが平原綾香(ひらはらあやか)の1stシングル。一気にブレイクした感がありますので、あらためて彼女のことをチェックしておきましょう。

日本ジャズ界の草分け的なトランペッターである平原勉を祖父にもち、現役サックス・プレイヤーである平原まことを父にもつ“音楽一家”生まれである19歳、それが彼女です。

この「Jupiter」は、ホルストの組曲「惑星」の中の「木星」が原曲になっています。1stシングルにして、この“クラシックに日本語を載せて歌う”という度肝を抜くようなスタイル、さらにそれにもかかわらず「原曲を知らなければクラシックとは思えない」ほど違和感のない作品に仕立て上げてしまったことには、ただただ感嘆するばかりではないでしょうか。

ちなみに、「木星」が選ばれたきっかけは、現在彼女が在籍している音大ジャズ科の授業中、たまたま耳にしたので、だったとか。

2月18日には2ndシングル「明日」のリリースも決定。さらに、この曲と「明日」が収められた1stアルバムも同日にリリースされます。

【平原綾香】(ひらはらあやか)
1984年・東京生まれ。“音楽一家”生まれながら、6歳の時から11年間松山バレエ団にも所属し、バレエの舞台を踏む経験も。
高校の音楽科でクラシックのサックスを学び、現在、音楽大学のジャズ科に在籍
2003年12月17日、「Jupiter」でCDデビュー。


http://www.ayaka-hirahara.com/
 ▲オフィシャルサイト


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