虐待グリコゲンのギタリスト、弥吉淳二氏と「さあ、つくろう」と創作活動に勤しみ、新しい生命を宿した椎名林檎。
そんな彼女からニューシングルが到着、シングルとしては「本能」で記録した自己最高の2位にランクインしてきました。
ストレートに「腹に何かいる状態で」作られたと語る彼女のたくましさにある種の感動を覚えたりもするのですが、作品的な部分を見ていくと1曲目の「真夜中は純潔」は東京スカパラダイスオーケストラとの共演というかたちに。
「ギブス」や「罪と罰」で見せたエグさにも似たサウンドではなく、どちらかというと「本能」に近いテイストなので、すんなり聴くことができそうです。
「シドと白昼夢」「愛妻家の朝食」と、1枚のシングルに夜・昼・朝というシーンを描き出しています。
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