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[今週のランキング総評] ■globeの2枚組となるBEST+NEWアルバムが初登場で首位を獲得。2枚組ですが片方のCDがベストで、もう片方に新曲、というのではなく、それぞれにほどよく過去のシングルと新曲が収録されており「飽きのこない」構成に仕上がっています。BESTの面で言えばデビューシングルから最新シングル「still growin'up」まで18曲が、NEWの面では新曲10曲が、さらに「YOU ARE THE ONE」が加わり計29曲。95年8月9日のデビュー曲「Feel Like dance」からのglobeの動き、成長ぶりがひしひし感じられるメガアルバムと言ったところでしょうか。 ■今年7月7日「TOKYO」でデビューしたSADSのファーストアルバムが3位にランクイン。清春が目指す「日本人としてのロックンロール」観を前面に押し出す作品。「SAD BLOOD」は「(ワビサビのある)日本人の血」を意味し、その「ロックンロール」であるとアルバムタイトルで宣言していることからもSADSの目指すサウンドの意志というものがつかみ取れるだろう。 ■スティングが3年ぶりと比較的短い間隔でオリジナルアルバムをリリース、初登場は6位をマーク。タイトル曲でもある「BRAND NEW DAY」はスティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加していることでも話題。また「WINDMILLS OF YOUR MIND」はピアーズ・ブロスナン主演映画「トーマス・クラウン・アフェア」の主題歌として使われることが決定しています。ユニバーサルミュージックのWebにはスペシャルインタビューが掲載されていますのでそちらもチェック。 http://www.universal-music.co.jp/pickup/9909sting.html ■YMO初の公式ベスト盤とも言える「GO HOME!」が初登場で11位。細野晴臣責任監修のもと選曲された28曲を、アナログからデジタルにリマスタリングしてできあがった2枚組の集大成。ボーナストラック2曲はアコースティックバージョンでこちらも注目。 ■nokko、森高千里、m-flo、松崎ナオ、露崎春女、大江千里、井手麻理子、椎名林檎、奥井香、ゴスペラーズの計10組のアーティストがユーミンを歌い上げた超豪華なカバーアルバムが12位に初登場してきました。なおこのアルバム、当初は槇原敬之の作品も収録される予定でしたが急遽取りやめになった曰く付きのもの。 ■17位にはナイン・インチ・ネイルズが登場。「?」と思った方は日本語版/NIN FAQまで。 |