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[今週のランキング総評] ■現時点で実売で軽く130万枚を超えている宇多田ヒカルが2週連続で首位を獲得。2週連続で首位を獲得したのは9月12日・19日・26日の3週連続でトップだったモーニング娘。「LOVEマシーン」以来の快挙。女性ソロに限定すると浜崎あゆみが8月15日と22日に「monochrome(『A』)」で記録して以来のことです。以上チャートマニア向けデータでした(笑) さて、そんな宇多田ヒカルですがご存じの通り12月16日にシングル4曲やメイキング・オフショット満載なファーストビデオ「SINGLE CLIP COLLECTION VOL.1」をリリース。 最後に、先週の総評で誤解を招く表示がありこの場で訂正を兼ねてアナウンスさせていただきたいのですが「発売直後にして出荷枚数170万枚を突破」というのは「出荷枚数130万枚+当日のバックオーダー40万枚」という意味です。一部報道で「初回出荷170万枚」とありますが、あれは間違いです。 ■2位にはフジテレビ系「OUT〜妻たちの犯罪」の主題歌を歌う福山雅治が初登場。ドラマなどで活躍しているので意外に思われる方も多いかと思いますがこのシングルが99年初のリリースとなっています。曲調のベースになっているラテンサウンドは、昨年キューバを旅している中で生み出されたものだそうだ。カップリングの「Squall」は自身が松本英子に提供した楽曲のセルフカバーです。 ■T.M.R-eという名称も定着した感のあるthe end of genesis T.M.R.evolution turbo type Dのニューシングルは3位に初登場。シングル3部作の最後を飾るこの曲を西川貴教は本当の意味での、文字通り「T.M.R封印」ができたと語っている。3部作という一貫したプロジェクトの中でT.M.R、T.M.R-e、西川貴教と3つの表現チャンネルの使い分けみたいなものを自分の中で確立していったのではないでしょうか。ちなみにタイトルの「雪幻」は儚いものとしての記号的な意味合いのものであって「せつげん」などとは読まないそうです。あくまでメインは「winter dust」です。 ■8位は藤井フミヤ初のマキシシングル。1曲目は日産「ステージア」CMソングとして、また2曲目は「コカコーラ」のCMソングとしてオンエア中。ちなみに藤井フミヤの前、コカコーラのCMソングとして起用されていた川村結花が今回の楽曲の作曲を担当しておりある意味おもしろいつながりをみせている。12月18日からツアーもスタート、大晦日には武道館でのカウントダウンライブも控えています。 ■10位は「花火」でブレイクしたaikoが放つ、ポップな印象をリスナーに与えた「花火」とはガラッとかわってミディアムテンポなニューシングル。データ的には、「花火」ではじいた自己最高位である11位の記録を更新し、初のBest10入りを果たしました。 ちなみにaikoは「ラーメン嫌いなんですが、渋谷にある博多天神のラーメンは大変お気に入り」だそうだ。こんな通ごのみの情報が現在ネットで掲載されています。この続きは Webでどうぞ。 ■続く12位はSURFACE初のマキシシングル。今まで「なぁなぁ」など「ん?」と印象づけられるタイトルでしたが今回は割合ストレートなところに落ち着いてきました。これは思うに、今まで放ち続けてきたアップテンポなサウンドではなく、敢えて(シングル初の)バラードであるが故の選択なのかもしれません。 |