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2000年10月29日付
先週のアルバム/今週のシングル
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[今週のランキング総評] ■シングル同様こちらもBest30に13作がランクイン。その激戦に勝ったのは矢井田瞳のファーストアルバム。ダリダリー♪というサビの部分が印象的な新曲「my sweet darlin'」などリリースされたシングルは全て収録した作品ということで好調なセールスも納得。 さてアルバムのタイトル「daiya-monde」ですが、もちろんあの「ダイヤモンド」のように磨けば磨くほどきれいに、また違った印象を与えたい、という意味もありますが、daiyaは名字のヤイダを逆さまから読んでダイヤ、mondeはフランス語の「世界」というところから「ヤイコ(彼女の愛称)の世界」という表現もしたいということでダブルミーニングなんですね。ダイヤモンドといえば、片岡大志が西川進、浦清英とともに結成した彼女専属のサウンドプロデュースチームも「ダイヤモンド◆ヘッド」でしたよね。ダイヤモンドって、彼女にとって1つのキーワードなんでしょう、きっと。 ちなみに、彼女は現在仏文専攻の女子大生、ということでフランス語をタイトルの一部に使えるんでしょう。 ■思わず1stアルバムと書いちゃいそうですが「あ〜よかった(setagaya mix)」と同時リリースされた「11songs+4」に続いてこれが2枚目となる花*花が2位にランクイン。今回もシングルとの同時リリースとなりましたが、そのシングル「さよなら大好きな人」も収録されています。(もう1曲「愛する人よ」は未収録です) ■3位はスガシカオ。曲ごとに着実にファンを集め、しかも味が増しているという印象が強い。もう「夜空ノムコウの作詞」のスガシカオだけではない感じ。ドラマ「愛人の掟」主題歌にもなっている新曲「AFFAIR」も収録した充実の1枚となっています。 初回限定盤はデジパック仕様で、今年2月、デビュー満3周年を記念して大阪フェスティバルホールにて行われたスペシャルライブ「SHIKAO&THE FAMILY SUGAR Tour 1096」のアコースティックテイクを収録した8cmCDがついております。 ■6位と7位に並んでランクインを果たしたのは、この夏に10年の活動にピリオドをうったブランキーの2枚。7位の通称「白盤」は東芝EMI時代の7枚のアルバムから、6位の通称「黒盤」はが移籍したポリドール時代にリリースしたアルバム3枚からの曲が中心になっています。2枚のアルバムが彼らの伝説を伝えてくれることになるでしょう。 ■8位はデビュー作から20年を迎えたU2にとって10枚目のスタジオアルバム。資料によると「『要らない部分を削ぎ落としたサウンド=U2の本質』へとバンドを向かわせたレコード」とのこと。シンプルなサウンドがベースになっているようですね。 ■11位はセリーヌ・ディオンのベストアルバム。セリーヌといえば昨年11月13日に「タイタニック」で使われた「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などを含むベスト「ザ・ベリー・ベスト」をリリースしていますが、今回はご本人お墨付きの選曲だそうですよ。特設サイトには、彼女のヒット曲を使ったイントロクイズもあります。自身のある方、チャレンジしてみては? ■15位はスペリング的にはBLUEとなる、ブラーのベスト。ブラーとは、90年にデビューした、デーモン、グレアム、アレックス、デイヴの4人からなるユニット。今年で11年目に突入した彼らにとって初のベストアルバムとなる今回の作品、初回限定盤には99年12月11日にウェムブリー・アリーナにて行われたシングルズ・ナイト・ショウの貴重なライヴ音源を収録したボーナスCDが封入されています。 ■ボーカルの脱退、という状況にまで陥ったジャーニー。新ボーカリストでもあるスティーヴ・オウジェリーを迎え「アルマゲドン」にも新曲を提供するなど見事な復活を遂げた上でのリリースとなったアルバムは18位にランクイン。 |