2005年あたりからお世話になり始め、いまやすっかり自宅の冷蔵庫の必需品になった低脂肪牛乳。
利用しているのは、脱脂粉乳などをまぜた「低脂肪乳」ではなく、生乳100%で乳脂肪分の一部をカットした「成分調整牛乳」がメインですが、この成分調整牛乳、最近スーパーの牛乳売り場に占める割合が増えているような気がしてまして。
やはり売れ行きも好調のようで、ちょっと古いですが、今年5月25日の日経新聞27面には「前年比2倍」という数字も出ていました。
「成分調整牛乳」の販売好調牛乳の店頭販売に異変が起きている。原料となる生乳の価格が3月に引き上げられて以降、普通の牛乳から割安な「成分調整牛乳」に消費者の購入がシフト。
(中略)
3月の成分調整牛乳の販売量は前年同月比で2.8倍に拡大した。4月以降も2倍を超す販売ペースを続ける。
(中略)
成分調整牛乳は生乳から乳脂肪分の一部を取り除いたタイプが多い。製造する過程で取り除いた乳脂肪分は生クリームなどの原料に転用が可能。その分だけ原料コストが浮き、普通の牛乳よりも割安に販売できる。
ただ、スーパーごとに仕入れている商品が違うので、結構飲み比べてみたりしてます(飲み比べ、というとポジティブですが、要するに特売につられて買ったりしてるだけなんですが)。
最近購入したものを並べてみると、
商品名 | 乳脂肪分 |
高梨乳業「生乳仕込み低脂肪牛乳」 | 1.00% |
高梨乳業「北海道低脂肪乳」 | 1.80% |
高梨乳業「さわやかな朝」 | 2.30% |
榛名酪農業協同組合連合会「さわやか搾り」 | 2.70% |
と、なんかやたらタカナシ乳業が多いですが、そういうことではなくて、含まれている乳脂肪の量がまちまちなんですよ。
ダイエッターとしてはできるだけ乳脂肪分の少ないモノを選びたいわけで、ふだんは2%以下のものを飲んでます。なので、一番下の「さわやか搾り」を飲んだときは牛乳に近い甘みというか、濃さを感じました。やはり乳脂肪分の量って味に直結するものなんですね。
それにしてもこうやって並べてみると、本当に幅広いと実感。ちなみに、上の4商品のうち、1番上の「生乳仕込み低脂肪牛乳」だけは、乳脂肪分が1.5%以下なので「成分調整牛乳」ではなく「低脂肪牛乳」という分類になります。念のため。