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Vol.243|2001年08月26日号
メールマガジンでは最速ランキングや新譜情報をウェブへの掲載と同時に速報!
Vol.243  2001年8月27日発行
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Music HITS Guide

                         Weekly KARAO
               (Sunday)
                                                    http://www.karao.com/
                                                    http://karao.com/i/
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INDEX

 ◆KARAO Weekly Single RANKING
  ── Mr.Children、19、慎吾ママ、河村隆一、hitomiら新曲大量初登場!

 ◆KARAO Weekly ALBUM RANKING
  ── 浜田省吾、今井美樹、竹内まりやらに加え小泉総理選曲集もランクイン

 ◆Single New Release FLASH
 ◆ALBUM Release JUST NOW!
  ── 9月16日までに発売されるニューリリース情報を一挙掲載

 ◆Karaナビ「2001年 これがホントのヒットの法則」(3)
  ── ブームと言われるほどR&B系男性アーティストが育たないワケ
  ── 独断と偏見で決定、これからのヒットのカギはこれが握る!?

 ◆Artist Clip
  ── CHEMISTRY、ポルノグラフィティ、矢井田瞳 ほか、最新情報をお届け!

 ◆編集後記



■□【Karao Weekly Single Ranking】8月26日付
□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■□         売上などをトータルして決定した最もリアルなシングルチャート □

[point]Best10圏内に6曲が初登場と混戦模様、昼ドラ効果でZONEが初のBest10入り

 今  先
 週  週 タイトル                            アーティスト
…………………………………………………………………………………………………
  1  − 優しい歌/花                        Mr.Children
  2  − たいせつなひと                      19
  3  − 慎吾ママの学園天国−校門篇−        慎吾ママ
  4  − IS IT YOU?/OPEN MIND               hitomi
  5   2 FINAL DISTANCE                      宇多田ヒカル
  6  − Juliet                              THE ALFEE
  7   3 ザ☆ピ〜ス!/でっかい宇宙に愛がある モーニング娘。
  8  − ジュリア                            河村隆一
  9   1 GOLD                                B'z
 10  17 secret base〜君がくれたもの〜       ZONE
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 11   5 アゲハ蝶                            ポルノグラフィティ
 12  11 いつも何度でも/いのちの名前        木村弓
 13   7 Say the word                        安室奈美恵
 14   8 波乗りジョニー                      桑田佳祐
 15   6 Your innocence                      hiro
 16   4 時代/恋はブレッキー                嵐
 17  10 約束の季節/Wanderers               ゴスペラーズ
 18   9 カンパイ!!                          TOKIO
 19  12 Lifetime Respect                    三木道三
 20  14 EVERYDAY AT THE BUS STOP            Tommy february6
…………………………………………………………………………………………………
                 ↑iモードでタイアップ情報も見れる! http://karao.com/i/

■2作合計で300万枚を超えるセールスを記録しているベスト盤から約1ヶ月、
 Mr.Childrenにとって「NOT FOUND」以来約1年ぶりとなるニューシングルが初登
 場で首位獲得。7月からスタートしているツアーのタイトル「POP SAURUS」が象
 徴するように、アサヒ飲料「WONDA」CMソングにもなっているこの作品でミスチ
 ルは従来の「ロックの追求」から「ポップ志向」へと大きく舵を切ったそうで
 す。
 ちなみに、ライブビデオとDVD「Mr.Children Concert Tour Q 2000〜2001」が
 この曲と同時リリースされています。

■まもなくデビューから3年目を迎える19。彼らの通算8枚目となる新曲が2位をマ
 ーク。駆け抜けるようなサウンドが印象的な作品になっています。カップリン
 グの「小田急柿生」は、インディーズ、そしてデビュー当初からインストアラ
 イブやイベント等で演奏されていた、ファンにとっては思い出深い作品。
 さてさて、19ですが9月27日に3rdアルバム「up to you」のリリースが決定。初
 回プレス分のみボーナストラックが収録されるようですよ。

■8月に発売された「慎吾ママのおはロック」で「おっはー」というキーワードが
 一気に浸透、CDの方も110万枚を超え年間シングルランキングで見事10位に輝い
 た慎吾ママ。まさか第2弾がリリースされるとは思ってもみませんでしたが、こ
 ちらも初登場3位となかなかの好位置にランクインしてきました。今度は「おっ
 つー」らしいですが、浸透するかみものですな。
 それにしても、婦警さんにケガさせた稲垣吾郎容疑者はどうしちゃったんでし
 ょうね。…おごれるものは久しからず、と言えなくもないですが。

■フジテレビ系ドラマ「できちゃった結婚」主題歌になっているhitomiの新曲が
 ランクイン。「聴いていて、最近本当に『いい』と思える」と、今回の新曲に
 ついて語っているhitomi。人に聴かせることも重要だけど、その前に自分が納
 得できないと、という信念にも似た「らしさ」に、彼女の心の強さをかいま見
 た感じがします。カップリングの「OPEN MIND」は彼女が登場しているOPEL
 「VITA」のCMソング。



■□【Karao Weekly ALBUM Ranking】8月26日付
□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■□         売上などをトータルして決定した最もリアルなアルバムチャート □

[point]浜田省吾や今井美樹をおさえて竹内まりやが1位に、首相選曲集は8位に

 今  先
 週  週 タイトル                            アーティスト
…………………………………………………………………………………………………
  1  − Bon Appetit!                        竹内まりや
  2  − SAVE OUR SHIP                       浜田省吾
  3   1 glitter                             マライア・キャリー
  4  − IOWA                                スリップノット
  5  − AQUA                                今井美樹
  6   4 Mr.Children 1992〜1995              Mr.Children
  7   6 Vespertine                          ビョーク
  8  − 私の好きなエルヴィス〜小泉純一郎選曲 エルヴィス・チャリティ・アル
        バム〜                              エルヴィス・プレスリー
  9   2 qamS                                SMAP
 10   7 Mr.Children 1996〜2000              Mr.Children
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 11   5 スーパーユーロビートVOL.120         Various Artists[AVT]
 12   9 Perfect Crime                       倉木麻衣
 13  − face 2 face                         ベイビーフェイス
 14  − I LOVE R&B Ultimate BEST            Various Artists[UMI]
 15   8 Lifetime Respect                    三木道三
 16  − 637−always and forever−           Crystal Kay
 17   3 ○                                  B-DASH
 18  11 gaining through losing              平井堅
 19  16 「千と千尋の神隠し」オリジナル・サウンドトラック
                                            サウンドトラック[TJC]
 20  12 NO MORE DRAMA                       メアリー・J.ブライジ
…………………………………………………………………………………………………
         ↑ランキングページで試聴サイトを完全表示中 http://www.karao.com/

■今週のアルバムランキングを制したのは竹内まりやでした。オリジナル盤とし
 ては1992年10月にリリースされた「Quiet Life」以来実に9年ぶりのリリースと
 なります。ベスト盤「Impressions」とライブアルバム「Souvenir」を経てリリ
 ースされた今回の作品では「カムフラージュ」「天使のため息」「真夜中のナ
 イチンゲール」などのシングルが収録されています。また初回盤は「オリジナ
 ルカラオケコレクション」が収録された2枚組仕様でのリリースとなっています。

■1位の竹内まりやは9年ぶりでしたが、つづいて2位には5年ぶりの新作となった
 浜田省吾がランクイン。今年11月にリリースされたベスト盤「The History of 
 Shogo Hamada "SINCE1975"」から約9ヶ月で発売に至った今回のアルバムは8月1
 日にリリースされたばかりのシングル「君の名を呼ぶ」はもちろん、既発シン
 グルが新録バージョンとして収録されています。

■グロテスクなマスクに身を包んだ9人による謎の覆面ミュージシャン、スリップ
 ノットが好調な動きをみせています。1stアルバム「SLIPLNOT」から2年を経て
 リリースされた2ndアルバムが初登場で4位。



■□【Single New Release FLASH】
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■□                       [more info!] http://www.karao.com/new_s.html□

||| 今週のNew Release |||

 8月29日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■倉木麻衣 「Can't forget your love/PERFECT CRIME−Single Edit−」
 テレビ朝日系ドラマ「生きるための情熱としての殺人」挿入歌/同テーマソング

◇RUN&GUN 「Ready Go!」
■V6 「出せない手紙」
■EE JUMP 「イキナリズム!」
■矢沢永吉 「背中ごしのI LOVE YOU」
■Pierrot 「DRAMATIC NEO ANNIVERSARY」
■Bonnie Pink 「眠れない夜」
■SING LIKE TALKING 「魔力」
■及川光博 「ココロノヤミ」
■sex MACHINEGUNS 「German Power−Live−(『大漁』)」
■hiro:n 「Dirty Shoes」
■BARGAINS 「オレのショー」
■石原千宝美 「見つめていたくて」
■SUPER BELL"Z 「Formula Man」
■In the Soup 「檸檬〜レモン〜」
■CORE OF SOUL 「FULL MOON PRAYER」
■WAG 「悲しみの雨」
■岡村孝子 「Time and Again」
■松下萌子 「雨あがり」
■New Cinema蜥蜴 「Breathe on me」
■水樹奈 「The place of happiness」
■Strawberry JAM 「かさぶた」
■ram jam world 「響命〜イノチノオト〜」
■MISSILE 「Love story」
■TWO∞MIX 「Gravity Zero」
■siren 「原色の灯」

 8月30日(Thu)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■RIP SLIME 「白日×××」


||| 9/16までのNew Release |||

 9月5日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■Gackt 「ANOTHER WORLD」
■SOPHIA 「STRAWBERRY&LION」
■Do As Infinity 「冒険者たち」
■松浦亜弥 「LOVE涙色」
■ラルク・アン・シエル 「Spirit dreams inside−another dream−」
■RIZE 「Light Your Fire」
■唐沢美帆 「ライヴ」
■STEEL 「What's this feeling?」
■コーネリアス 「Point Of View Point」
■貴水博之 「Super Goddess」
■babamania 「Take it」
■福原裕美子 「Get your groove」
■上田まり 「さよならしてあげる」
■Pink PANDA 「地平線」
■安西ひろこ 「タイトル未定」
■canna 「タイトル未定」

 9月7日(Fri)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■鬼束ちひろ 「infection/LITTLE BEAT RIFLE」
■ハートバザール 「アイ」
■shame 「LOVE」

 9月12日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■ミニモニ。 「ミニモニ。テレフォンリンリン/ミニモニ。バスガイド」
■竹内まりや 「毎日がスペシャル/ノスタルジア」
■島谷ひとみ 「やさしいキスの見つけ方」
■Dir en grey 「FILTH」
■AGGRESSIVE DOGS featuring ラッパ我リヤ 「TAP OUT」
■PaniCrew 「Paradise Bonnie」
■吉田知加 「月に祈りを」
■THE PAN 「明日が泣いている」



■□【ALBUM Release JUST NOW!】
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■□                       [more info!] http://www.karao.com/new_a.html□

||| 今週のNew Release |||

 8月29日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◇HΛL 「Violation of the rules」
 1stアルバム、「DECIDE」「SPLIT UP」「☆the starry sky☆」など収録

■m-flo 「m-flo tour 2001 "EXPO EXPO"」
 初のツアー「m-flo tour 2001『EXPO EXPO』」の模様を収録した2枚組ライブ盤

◇横道坊主 「リサイクル」
■サッズ 「THE ROSE GOD GAVE ME」
■DA PUMP 「Da Best Remix Of Da Pump」
■コブクロ 「Roadmade」
■the Indigo 「RECORDS」
■広末涼子 「RH REMIX」
■スケボーキング 「KILLING FIELD」
■田中秀典 「INDOOR MONSTER」
■K. 「Rain」
■Hi-5 「beat's come,」
■ショコラ 「henry」
■SOFT 「ART FARMER REMIXES」
■ak(柿原朱美) 「LOVE」
■DASEIN 「現存在」
■奥井雅美 「DEVOTION」


||| 9/16までのNew Release |||

 9月5日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■Every Little Thing 「SUPER EUROBEAT presents Every Little Thing(仮)」
■THE HIGH-LOWS 「HOTEL TIKI-POTO」
■SCHWEIN 「Son Of Schweinsten」
■五島良子 「Merry-go-round」
■大江千里 「first class」
■葉加瀬太郎 「ENDLESS VIOLIN」
■DOGGY BAG 「DOGGY BAG BEST」
■RED WARRIORS 「Re:Works」
■オセロケッツ 「Eject」
■餓鬼レンジャー 「Upper Jam」
■Shocking Lemon 「Sometimes Alone」
■小島麻由美 「MY NAME IS BLUE」
■Cocco 「タイトル未定」
■mawari 「タイトル未定」
■新井裕子 「タイトル未定」
■GYOGUN REND'S 「タイトル未定」

 9月12日(Wed)発売
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■THE ALFEE 「GLINT BEAT」
■SMOOTH ACE 「Smooth Music At Cafe」
■little creatures 「the apex」
■ROLLY 「2001」
■小林建樹 「MUSIC MAN」
■MariMari rhythmkiller machinegun 「HEAD LIGHT SUITECASE」
■飯島真理 「Right Now」
■globe 「タイトル未定」
■KAANA 「タイトル未定」
■THE ALFEE 「タイトル未定」

※▽は注目のWeekly KARAO推薦盤です。 
※◇は今週www.karao.comで新規掲載か更新した情報です。
※♪は試聴サイトのURLをwww.karao.comの新譜コーナーで掲載している情報です。
※新譜情報は、情報の性格上、発売日やタイトルの変更、情報の誤報等がある
  場合がございます。



■□【Karaナビ】
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■□                              2001年 これがホントのヒットの法則 (3) □

 毎週毎週ランキングをはじめとした音楽のあらゆるデータをお届けしている
 Weekly KARAO。毎週のデータ分析作業を通じて蓄積されたさまざまな情報をも
 とに、今回「ヒットの法則」を導き出してみました!
 ブレイクに共通するキーワードは意外なところに隠されているかもしれません。

◆ソニー系が独占する男性R&B市場、ブームにならないのはユーザーの変化?

前回、男性R&Bがことのほか広まらないですね、というところでお話が終わって
いましたので、そこからチェックしていきましょう。

広まらない1つの要因として、レコード会社による独占状態が結構大きいと思わ
れます。ゴスペラーズはキューン、また平井堅やCHEMISTRYはDefSTAR Records
と、実はいずれもソニーミュージックグループなんですね。

清貴は東芝EMIですが、Skoop On Somebodyもソニー系と、話題のアーティスト
はそのほとんどがソニー系で占められています。

他社が追随できないのか、あえて追随しないのかはさておき、さすがに1社だけ
で以前の歌姫ブームのような盛り上がりを演出するまでの余力はないでしょう。
もちろん、歌姫ブームとその急激な衰退を肌で感じたユーザーが懲りて、男性
R&Bに単純に飛びつこうとしない点もあるかもしれません。

それにもまして、ユーザーの嗜好の変化も見逃せません。「みんなが聴いてい
るものを聴く」という受け身の姿勢から、むしろ「他の人が聴いていないよう
なものを聴く」という積極的な姿勢にユーザーの意向が変化しはじめたようで
す。

また従来のティーン主導型のヒット曲が減り、比較的年齢層の高いリスナーが
様々な要因で戻ってきたことが大きいでしょう。
爆発的に売れた「ミリオンヒットシングル」が激減した点や、ゴスペラーズに
見られる30代以上の女性からの支持などが、その点を如実に示していると思わ
れます。

◆音楽シーンのトレンドも「デフレ」の3文字で全て解説できる?

さぁ、ここまでいろいろとヒットの法則をみてきました。それを含めて、今後
のヒットの鍵は何か、独断と偏見で決めてみちゃいましょう。

その前に、CD以外のエンタメ業界を眺めてみると、1800円が相場だった映画の
チケットが1000円台前半にシフトするなど、低価格化が進んでいます。その中
でいまだに3000円出さないと買えないCDアルバムというのは、相対的に「お高
い商品」になっています。

そこで「価値のあるCD」が1つの鍵になりそうです。
坂本龍一の「ウラBTTB」以来続いている「癒し・ヒーリング系」はその代表格
で、CDを買うことで、間接的に「癒し」という価値をも手に入れていることに
なります。
ベスト盤にしても「お得感」を全面に打ち出しつつ、過去を懐かしむ側面も見
逃せません。

三木道三「Lifetime Respect」などのレゲエサウンド、島谷ひとみ「PAPILLON」
や最近のK-POP(韓国サウンド)は、そのおおもとでもある南米(ジャマイカ)
やアジアのテイストを感じてみたいというニーズがあったからこそのヒットと
言えなくもないでしょう。

◆何かにすがりたい… 鬼束ちひろに見る「癒し」の対局

ストレスなど、精神的な疲れから解放されるためのサウンドとして「癒し」が
あるなら、その逆として「何かにすがりたい」という部分もニーズとして当然
出てくるハズ。

2つ目の鍵、すがる気持ちを受け止めるに足りるアーティストの代表格は間違い
なく鬼束ちひろでしょう。世に広がる「不安感」を、独特の歌声とインパクト
のある歌詞で表現することに成功、20代はもちろん30代からも広く支持を得て
おり、ちょうど「癒し」を求める層とリンクしています。

楽曲のよさはもちろん、それを超えた「価値」が手に入るもの…。編集部が至
った結論はこのようになりました。さぁ2001年後半、どんな楽曲が私たちを楽
しませ、感動させてくれるのでしょうか。

☆次回のKaraナビは…
 →総枚数では分からない『世間への浸透度』 をお送りいたしますっ!



■□【Artist Clip】
□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■□      リリースニュース、詳細と追加情報は http://www.karao.com/news/□

[pickup!]

・今度はバラード!CHEMISTRYの3rdシングルは10月11日に登場

 「PIECES OF A DREAM」「Point of No Return」と、リリースされるシングルが
 立て続けにヒットしたCHEMISTRY。注目の3rdシングルが10月11日にリリースさ
 れることが決定した。今回は壮大なバラード作品に仕上がっているようだ。さ
 らに、2曲目は「最後の夜」のプロデュースでもおなじみの葛谷葉子によるディ
 スコナンバーが、3曲目にはNYハーレム在住・フォーマーで35名編成となる大ゴ
 スペル隊「ARC GOSPEL CHOIR」をフィーチャーしたアカペラ・ヴァージョンが
 収録される模様。前2作がいずれもヒットしているだけに今回も大注目の作品だ。

・「アゲハ蝶」に続くポルノグラフィティの新曲、10月11日に発売決定

 「アゲハ蝶」が今週再浮上で5位に返り咲くなど依然好調な動きを見せるポルノ
 グラフィティ、はやくも通算7枚目となる次のシングルを10月11日にリリースす
 ることに。「2001年秋に染み入るポルノグラフィティ」を目指して制作が進め
 られたそうだ。

・矢井田瞳がシングルを9月27日に、さらにアルバムを10月31日に発売することに

 「Look Back Again/Over the Distance」がロングヒットをみせている矢井田
 瞳からシングルとアルバムのリリース情報が到着。まず9月27日にシングル
 「Buzzstyle」を発売。この曲は彼女が出演する「マクセル」のCMソングとして
 9月20日よりオンエアが決定しています。
 続いて10月31日には1stアルバム「daiya-monde」から1年ぶりとなる2ndアルバ
 ムをリリース。シングル「I'm here saying nothing(New version)」「Look 
 Back Again」「Over The Distance(New version)」、さらに新曲「Buzzstyle」
 などが収録された超強力盤だ。

・ラルク・アン・シエルのメンバーがソロ活動を本格化

 7月18日にラルク・アン・シエルのリーダーでもあり、ベーシストでもある
 TETSUがソロプロジェクトをスタート、TETSU69名義でシングルをリリースした
 ことは記憶に新しいが、今度はボーカルのhydeがソロでシングルをリリースす
 ることに。注目の発売日は10月17日で、タイトルは「evergreen」に決定。バラ
 ード作品に仕上がった模様で、初回出荷限定盤になっており予約は必至か。

 また、その前の9月27日にはyukihiroがソロシングル「ring the noise」をリリ
 ース。彼自身が作詞・作曲を手がけた英語詞の作品に仕上がった模様。

                     ▼詳細はウェブに掲載中!
                      http://www.karao.com/news/



□□【編集後記】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■お便りのコーナー?
 編集部宛にはいろいろとメールが来るのですが、先週ちょっと珍しい内容のも
 のが来ました。

 「音楽について」という夏休みの課題が出題されていた学生さんからのもので、
 「なぜCDの発売日は水曜日が多いのか」調べていたところ、たまたまカラオの
 サイトがひっかかり、それを宿題で使わせてくれないかという依頼でした。

 多分このページがひっかかったんでしょうね。
  http://www.karao.com/websp/sp011.html
 (ニューリリースが水曜日に偏るワケ)

 いやぁ、長いことカラオを運営していますが、夏休みの宿題のお役に立つ機会
 があるとは思いもしていなかったので、意外でしたね。

 夏休みが終盤を迎えて、ネットでは「夏休みの天気が分かるサイト」とかが人
 気という話をどこかで聞いたような気がしますが、そんな感じでカラオを見て
 いる人もいるんですね。

 これを機会に、宿題のネタがなかったら、カラオを使ってくださいね!
 …などとPRしようかとも思ったんですが、あんまりそういうネタはないですね。
 もっとためになるコンテンツ用意しとけばよかったかな(笑)




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Music Guide『Weekly KARAO』 Vol.243  2001/08/27
    発行      KARAO.com  [ http://www.karao.com/]
    編集長    天野 徳明  [ nori@karao.com ]
    配信数  まぐまぐ経由(通常版)11346部
            melma!経由(通常版)    166部
            計                    11512部

◇新譜情報に関しては、発売日等の変更がある場合もございます。
◇音楽関連の情報やプレス(個人様・企業様ともに)は press@karao.com へ

◇「Weekly KARAO」に掲載された記事を無断で複写、転載、転送することを禁止
 致します。複写転載転送等ご希望の方はメールでお気軽にご相談ください。
◇「Weekly KARAO」で紹介しているサイト(リンク先)をご利用になる上で発生
 するいかなる損害に関しても、Weekly KARAOはいかなる責任も負いません。

◆購読申込・配信先変更及び購読中止は http://www.karao.com/koudoku.html
◆このメールは「まぐまぐ」を利用して配信されています。
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