いま「まどか☆マギカ」の3巻のコメンタリーを聴いてるんですが、シャフトのぎりぎりっぷり、カツカツっぷりが微妙に暴露されてて興味深かったですわ。
今回のBlu-rayには、悠木碧、斎藤千和と、シリーズディレクターの宮本幸裕によるコメンタリーが入っております。
「(声優さんの)芝居の声を聞いて絵が変わることは?」という質問に対しての宮本さんの回答がいろいろにじみ出てました。
↓要約すると。
(アフレコの際の映像が)シャフトさんの場合は画面が白っぽい面積が多いかもしれないけど、一応映像をみて「こんなかたちで」って声を入れてもらってる。その声を聞いて、演出家など後工程の全員が、声にあうようにシチュエーションを変えている。まどか☆マギカの場合、特に絵が間に合ってないので(失笑)、絵を作りかえる必要が出てきてますね。
いやー、ほんとに綱渡りで作られていたんですねぇ。。。プレスコに近かったのかもしれません。
あと、斎藤千和がぶっちゃけすぎてて「先週のやつは間に合ってない、、、いや間に合ってないってのは言い方悪いなぁ」とか「なんか私たちも毎回、オリジナルなんで、台本をぎりぎりにいただいていたんですけど、、、あ!ごめんなさい(てへっ)!別にそういう意味じゃないんですけど」とかの発言がポロッとでて、いやぁこのコメンタリーをきいただけでお金を払った価値はあるなと。
あまりネタバレしない程度に、いちばんおもしろかったところを。
---
斎藤千和:
シャフトさん、よくご一緒してるので、今回思ったことを率直に、宮本さんともお付き合い長いですし言いますけれど、今回めっちゃ作画よくないっすか?
(一同笑)
斎藤千和:
なんかすごくあの、正直言って私たちがアフレコしているときって「ぉ、これは、どういうことになってますかぁ?」みたいな、感じだったりする場所もあるんですけど。
悠木碧:
なんかあのバトルシーンだとやっぱり線が多くなったりするからまたちょっと「ぅん?」って時もありますよね。
斎藤千和:
「これいったいどういう感じで戦ってますかぁ?」みたいな。
でもオンエア観ると「えっ!?あの状態からここまでこの期間で!?えっ大丈夫?誰か死んじゃってない?」ってぐらい。
悠木碧:
ちょーなめらかに足動いたみたいな!
斎藤千和:
そーなんですよ。それに驚いてるんですけど、それは宮本さんがもしやムチをふるいながらみんなを働かせてる?
宮本
い、いや、そんなことはしないですけど。。。(中略)カットやその場所によって死ぬ人が毎回変わるんですけど。(中略)
悠木碧:
シャフトの中が魔法少女だらけみたいな!