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[今週のランキング総評] ■フジテレビ系「ワールドカップバレーボール'99」イメージソングとして大量オンエアされている、嵐のデビューシングル「A・RA・SHI」が初登場で首位を獲得。嵐とは、ジャニーズJr.の松本潤、相葉雅紀、二宮和也、大野智、桜井翔からなる5人組。初回盤特典としてB全サイズの特大ポスターや、デビュー記念の「嵐大集会」参加券封入など万全の体制でリリースされており、首位獲得も当然の結果といえそうです。 最新情報などは所属レコード会社でもあるponycanyonの方に随時掲載されるそうなのでこちらもチェック。 ■突然の記者会見で「2000年3月31日をもって解散」と発表…。メンバーがソロ活動を押し進めてきた中「SPEED」としては約半年ぶりとなるニューシングルが世に放たれた。解散という流れにはいろいろと思いがあるだろう。メディアが言うように恋愛問題が影響していたかもしれない。しかし、各メンバーがソロ活動を通じて、SPEEDというグループの中では見いだせない「自分」というものを見つめさせ、その上で「解散」というターニングポイントを与えるライジングプロダクションのある種戦略めいた物を感じる。歌を続ける者、女優というキャラクター性を生かす者、イラストレーターやダンスの振り付けセンスで頭角をあらわす者。SPEEDの第二幕の幕開けを印象づける会見でもあったのだ。 ■前作「堕天使BLUE」でデビューしたリュシフェルがはやくもセカンドシングルを投入、前作の最高位17位を上回り、2作目で初のBest10入りを達成しました。この曲もテレビ東京系「KAIKANフレーズ」のオープニングテーマとしてオンエアされているもの。なお今回はPENICILLINのCHISATOが作曲を担当しています。 ■脱退する者と活動を続ける者。今週のチャートを眺めて複雑な心境になる方も多いのではないでしょうか。MALICE MIZERと、MALICE MIZERを脱退したGacktが奇しくも同じ日にリリースをしたのである。 まずは11位。こちらはGacktのリミックスシングル。シングル「Vanilla」の制作風景やイベントの模様を収録したビデオが生産限定で12月8日にリリースすることが決定している。 そして15位。98年9月30日に「Le ciel」を放った後、Gackt脱退、さらに6月21日にはドラムスKamiがくも膜下出血による急死と活動の休止をせざるをえない状況だったマリスがメンバー3人で活動再開、その第1弾シングルがこれだ。詳細はWeb上でも確認できます。 ■19位から21位には初登場曲が続きます。19位は、TBS系東芝日曜劇場「ヤマダ一家の辛抱」挿入歌である佐藤竹善。 20位はシャ乱Qのつんくがソロアーティスト「TSUNKU」としてのデビューシングル。 そして21位はフジテレビ系ドラマ「風の行方」主題歌としてオンエアされているDEENの「MY LOVE」がランクイン。 |