シングルとアルバムの総売上をもとに集計したメーカーランキング |
上半期Active maker Best20
集計期間:1999/12/20〜2000/6/25
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[データについて] |
◇1位◇ 浜崎あゆみ・Every Little Thing・安室奈美恵の3本柱が軒並みヒット 99年のメーカー別ランキングでは2位だったエイベックスがトップに。上半期Active Artist(アーティストランキング)で首位を獲得した浜崎あゆみの大活躍に加え、Every Little Thingと安室奈美恵が今年に入り活動を再開したことも大きい。ディズニーとタッグを組んだ「Club Disney Super Dancin'Mania」やCAの加入でスマッシュヒットとなった野猿など企画モノも大成功。今後はDo As Infinityやshela、dreamの活躍に期待がかかる。 ◇2位◇ 椎名林檎と宇多田ヒカルのずば抜けた売上と「癒し」がカギ 東芝EMIが6.5%とシェアを大きく落とし2位に転落。昨年は「First Love」の爆発的ヒットがありましたからねぇ。今年は椎名林檎の「勝訴ストリップ」がアルバムの上半期で首位を獲得、宇多田ヒカルとの両輪がうまくまわり、リラクゼーションCD「〜the most relaxing〜feel」の60万枚を筆頭にDANCEMANiAシリーズなどのコンピレーション作品も好調なセールス。下半期に宇多田ヒカルが2ndアルバムをリリースすればシェア急増は間違いなし!? ◇3位◇ モー娘のモー娘によるモー娘のためのレコードメーカー? 99年の13位から一気に3位に急浮上したのがZetima。「恋のダンスサイト」などリリースする曲が当たりに当たっているモーニング娘。が上半期で売上の53%を占めている。さらに「プッチベスト」やあか・黄・青、プッチモニなど関連作品・アーティストを含めると実に売上の98.6%を稼ぎ出した計算に。まさに「モーニング娘。あってのレコードメーカー」と言っても過言ではないだろう。 ◇4位◇ Dragon Ash、19、Coccoら新興勢と大御所サザンがバランスよくヒット 昨年も4位、今年も4位でシェアも微増と定位置をキープしたのがビクター。今年上半期最もヒットしたシングル「TSUNAMI」が280万枚を突破したサザンオールスターズが核となり、RappagariyaをフューチャーしたDragon Ash、『果てのない道』がヒットした19、アルバム「ラプンツェル」が好調なCoccoら伸び盛りのアーティストが続々登場していて非常にバランスがいい。下半期は注目を集めた村治佳織やベスト盤をリリース予定のSMAPが好成績をマークしそうだ。 ◇5位◇ 平井堅、TUBE、ポルノグラフィティ、奥田民生と男性陣が非常に熱い! 女性ディーバ流行りの中で男性陣の健闘ぶりが非常に目立ったのがソニーレコード。「楽園」で見事ブレイクした平井堅が売上の20%と貢献、またベスト盤をリリースしたTUBEも貫禄を見せ15%を支えている。さらにポルノグラフィティと奥田民生もそれぞれ1割弱の売上を示し、1つのアーティストのメガヒットに依存しがちな中で異色を放っている。もちろん郷ひろみやTOKIOも忘れてはなら ない存在だ。下半期は知念里奈、Hysteric Blue、Whiteberryら女性陣の動きに注目が集まりそう。 |