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2002年、CD販売額が最も多かったのはエイベックス・トラックス、メーカーランキングまとまる

浜崎あゆみ
「Rainbow」
(アルバム)



宇多田ヒカル
「DEEP RIVER」
(アルバム)
カラオ・ドット・コムは、2002年の「年間シングルランキング」「年間アルバムランキング」をもとに集計したレコードメーカー(レーベル別)シェアランキング(Active maker)を、1月27日にウェブサイト上で発表した。

このデータは、シングルおよびアルバムの総売上金額から集計されるもので、その結果によると業界トップはエイベックス・トラックスの13.52%となった。同レーベルは総売上が405.1億円と、400億円を突破した。2位は310.7億円(シェア10.37%)で東芝EMI、3位は230.4億円(シェア7.69%)でユニバーサルミュージックと続いている。

なお、グループ別で見た場合も、ソニーミュージックグループの15.49%に対しエイベックスグループが16.48%となっており、エイベックスグループに軍配が上がった。

ただし、2002年上半期のデータと比較し、エイベックスグループがシェアを1.3%ほど減らしたのに対し、ソニーグループは0.8%ほど増やしており、カラオ・ドット・コムでは「2003年はソニーグループが首位を奪回する可能性も十分に考えられる」としている。

シェアランキングとあわせて、主要レーベルのメーカー内シェアも発表された。

これによれば、エイベックス・トラックスの総売上の34.91%が浜崎あゆみから、東芝EMIの総売上の39.52%が宇多田ヒカルから、ビクターエンタテインメントの総売上の32.45%が桑田佳祐からもたらされており、それぞれ一極集中であることが浮き彫りになった。

2002年下半期に限ってみれば、エイベックス・トラックスの浜崎あゆみ依存度は38.24%、ビクターエンタテインメントの桑田佳祐依存度は49.59%となった。

ソニーミュージックグループについてはグループ全体でのメーカー内シェアが集計されており、中島美嘉が8.83%でトップに立ったことが判明した。



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