「2001年プレ下半期ランキング」とは…
2001年4月から9月までの半年間のデータをもとに集計した総合ランキングです。
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プレ下半期アーティストランキング
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1 | 浜崎あゆみ /644.1万枚 |
2 | 宇多田ヒカル /501.0万枚 |
3 | Mr.Children /378.3万枚 |
4 | 倉木麻衣 /217.7万枚 |
5 | ゴスペラーズ /217.1万枚 |
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シングルとアルバムの売上推測値を合計して決定した「Active Artist」首位は浜崎あゆみでした。ベスト盤「A BEST」が415万枚のセールスを記録したことも大きいですが、半年間の集計対象作品数がシングルとアルバムあわせて13作品と他を圧倒したことも1位を獲得した大きな要因ですから、ハイペースのリリースが続く限り彼女の独走は止まらないでしょう。
1位のあゆとは対照的に、シングル2枚とアルバム2枚のたった4作品の売上だけで2位にランクインしたのは宇多田ヒカル。しかもシングル「Can You Keep A Secret?」とアルバム「First Love」の集計期間中の売上はいずれもごくわずかでしたので、実質的にはシングルとアルバム1枚だけでのこの記録、1枚1枚の作品を大事にする彼女の姿勢がここでも現れている感じがします。
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プレ下半期シングルランキング
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1 | 波乗りジョニー /桑田佳祐 |
2 | Lifetime Respect /三木道三 |
3 | PIECES OF A DREAM /CHEMISTRY |
4 | アゲハ蝶 /ポルノグラフィティ |
5 | Endless sorrow /浜崎あゆみ |
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過去半年間で最もヒットしたシングルは桑田佳祐の「波乗りジョニー」に決定!期間中で唯一100万枚を突破したこの作品、桑田佳祐自身が波乗りをするシーンが非常に印象的なプロモーションビデオも記憶に新しいところ。
ところで、このランキングを見るにつけ、今までのミリオンヒットが当然といったちょっと異常なシングルセールスが落ち着きを取り戻した感じがありますね。シングルが売れない、ということでは業界としては問題なのでしょうが、全体的なセールスの減少で、従来なら上位にランクインしなかったようないろいろなアーティストにスポットが集まるという効果も生んでいますから、業界の健全化の為にはいいことなのかなぁ、などとも思います。
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プレ下半期アルバムランキング
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1 | Distance /宇多田ヒカル |
2 | A BEST /浜崎あゆみ |
3 | Mr.Children 1992〜1995 /Mr.Children |
4 | MARVEROUS /Misia |
5 | Mr.Children 1996〜2000 /Mr.Children |
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2001年のプレ下半期ランキング、1位と2位は2001年上半期ランキングと全く同じ結果となりました。さすがに400万枚を超える作品はそうそう登場しないですから致し方ないですね。7月から9月の3ヶ月間で宇多田ヒカルが約12万枚セールスを伸ばして436.9万枚に、浜崎あゆみは約11万枚伸びて415.4万枚に到達しています。
7月11日に発売された「骨」と「肉」…。通称でそう呼ばれたミスチルのベスト盤はいずれも高いセールスを記録し3位と5位をマーク。一時代を築いた彼らのベストだけあって当然の結果でしょう。ところで「1992〜1995」と「1996〜2000」の内容を2枚組か何かで1つにまとめて販売してくれればお財布にも優しいのに、と思ったのは私だけでしょうか?
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