Hit Chart ランキング(2002年プレ上半期)

2002年プレ上半期ランキング」とは…
2001年10月から2002年3月までの半年間のデータをもとに集計した総合ランキングです。
 
プレ上半期アーティストランキング
Artist Ranking
 1 
浜崎あゆみ
/94.8億円
 2 
CHEMISTRY
/72.8億円
 3 
MISIA
/59.7億円
 4 
モンゴル800
/33.5億円
 5 
エンヤ
/30.7億円
2001年10月から2002年3月までの半年間、シングルとアルバムの売上枚数からはじき出した売上総額をもとに、最もヒットしたアーティストを決定する「Active Artist」企画。

この半年間でのナンバーワンは、やはり浜崎あゆみでした。アルバム「I am...」が220万枚を記録、リミックスアルバム4作品に加え、ベストアルバム「A BEST」もロングヒットでセールスを伸ばしました。シングル「Dearest」「Daybreak」も売上に貢献し、100億円に迫る94億円の売上を記録しました。あゆの強さを改めて示した、そんなランキングになりました。  
プレ上半期シングルランキング
Single Ranking
 1 
白い恋人達
/桑田佳祐
 2 
traveling
/宇多田ヒカル
 3 
Life goes on
/Dragon Ash
 4 
youthful days
/Mr.Children
 5 
Way of Difference
/GLAY
昨年10月から今年3月までの半年間で最もヒットしたシングルは、期間中唯一のミリオン作品、桑田佳祐の「白い恋人達」という結果になりました。「波乗りジョニー」同様、彼が出演する日本コカ・コーラ「No Reason コカ・コーラキャンペーン」CMソングとしてオンエアされました。売上の方も、前作の110.7万枚を超える122.0万枚を記録。

2位は宇多田ヒカルの「traveling」が。ミリオンが当たり前だった彼女もシングル不況のあおりでさすがに100万枚は突破できなかったものの、発売されたばかりの「光」が既に37.7万枚で14位をマーク。  
プレ上半期アルバムランキング
ALBUM Ranking
 1 
The Way We Are
/CHEMISTRY
 2 
I am...
/浜崎あゆみ
 3 
MISIA GREATEST HITS
/MISIA
 4 
MESSAGE
/モンゴル800
 5 
sweet,bitter sweet〜YUMING BALLAD BEST
/松任谷由実
この半年間を代表するアルバム作品は、CHEMISTRYの1stアルバムに決定!2001年11月にリリースされたこのアルバムには「PIECES OF A DREAM」「Point of No Return」「You Go Your Way」が収められており、1stアルバムであることも奏効して220万枚を超えるビッグヒットに結びつきました。

3月3日に発売されたばかりのMISIAのベスト盤が、1ヶ月足らずで150万枚を突破、プレ上半期ランキングでBest3の一角を占めました。現時点で170万枚近い数字になっており、最終的には170万枚を超えると思われます。  
プレ上半期メーカーランキング
 
 1 
エイベックス・トラックス
/14.7%
 2 
東芝EMI
/10.7%
 3 
ワーナーミュージック・ジャパン
/7.1%
 4 
DefSTAR RECORDS
/6.6%
 5 
ビクターエンタテインメント
/6.1%
過去半年のデータから集計した結果、音楽業界のシェアトップとなったのは、エイベックス・トラックスの14.7%。2位の東芝EMIとあわせると「2強が市場全体の4分の1」を占めていることが分かります。また、6位のユニバーサルミュージックまでをあわせると市場シェアは50%を突破。一部のレコード会社が飛び抜けている傾向が伺えます。

1位のエイベックスで売上の原動力となっているのが浜崎あゆみ。彼女の売上、94.8億円は同社の売上の38.6%を占めており、よく言えば「少数精鋭」、悪く言えば「あゆに依存」していることが改めて浮き彫りになりました。  
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