Artist Clip

2002年に最も活躍したアーティストは浜崎あゆみ、年間ランキングまとまる

浜崎あゆみ
「independent/july 1st/HANABI(『H』)」
(シングル)



宇多田ヒカル
「DEEP RIVER」
(アルバム)
カラオ・ドット・コムは、2002年の各種ランキングを独自に集計し、1月3日にメールマガジンおよびウェブサイト上で発表を行った。その結果によると、シングルとアルバムの総売上金額から集計した「最も活躍したアーティスト(Active Artist)」として浜崎あゆみ(142.0億円)が選ばれた。彼女の首位は3年連続の快挙。また、2位は2年連続で宇多田ヒカルだった。

年間シングルランキングは、浜崎あゆみ「independent/july 1st/HANABI(『H』)」の96.3万枚がトップ。2000年には15作品、2001年も4作品あったミリオンヒット作(100万枚突破作品)は皆無となり、シングル不況がデータの上から証明された形となった。

また、浜崎あゆみと宇多田ヒカルがBest10圏内にそれぞれ2作品ずつランクインさせており、強さを見せつけた。それに加え、平井堅「大きな古時計」(4位)や島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」(21位)に代表されるカバー作のヒットが1つの特徴。鹿児島(元ちとせ)や沖縄(夏川りみ、THE BOOM)にも注目が集まった。

年間アルバムランキングは、宇多田ヒカルの3rdアルバム「DEEP RIVER」が340.2万枚のセールスで3作連続の首位に。2001年9月にリリースされ、2001年の年間アルバムランキングでは61位をマークしているモンゴル800「MESSAGE」は、2002年に入り209.1万枚のセールスで3位に。彼らは30位にも「GO ON AS YOU ARE」をランクインさせた。

一方、MISIA、小田和正、桑田佳祐、B'zなど、今年もベストアルバムが上位を独占する傾向に変化はなかった。中島美嘉「TRUE」を筆頭に、1stアルバムも好調だった。

2002年に週間ランキングの30位圏内に初めて登場したアーティストに対象を絞って集計されるブレイクシングルアルバムランキングでは、元ちとせが両部門で首位に。

シングルではロードオブメジャー(2位)やMINMI(4位)、一青窈(14位)、YeLLOW Generation(15位)などがランクインした。

一方のアルバムは、アルバムでデビューを果たしたタッキー&翼(5位)やday after tomorrow(9位)が目立つ結果となった。

なお、毎年発表しているレコード会社別の売上シェアについて、カラオ・ドット・コムでは「現在集計と分析を行っており、早い段階でメールマガジンやウェブを通じて発表する」としている。



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