ランキング(2002年総合) | |
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「2002年 年間ランキング」とは… 2002年1月から2002年12月までの1年間のデータをもとに集計した総合ランキングです。 |
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年間アーティストランキング | |||||||||||||
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2002年に最も活躍したアーティストを決めるべく、シングルおよびアルバムの売上金額をアーティスト別に集計してはじき出したのが、アーティストランキング「Active Artist」です。その結果は、142億円の売上を叩き出した浜崎あゆみがトップという結果になりました。 2002年12月中旬までは宇多田ヒカルが首位だったものの、年末の12月18日にリリースされたアルバム「RAINBOW」で形勢が逆転しました。というのも、同アルバムが98万枚のセールスを記録し、約30億円が上乗せされたことが首位を射止めた要因だからです。 |
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年間シングルランキング | |||||||||||||
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2000年は15作品、2001年は4作品、そして2002年は遂にゼロに…。2002年の年間シングルランキングを見て気づく異変といえば「ミリオンセールス作品数」の有無でしょう。 今年最も売れたシングルである浜崎あゆみ「independent/july 1st/HANABI(『H』)」は、出荷枚数(日本レコード協会認定)ベースでは100万枚を突破しているもののカラオのデータでは96万3479枚どまり。 ちなみに、このシングルには別バージョンとしてミリオンヒット記念盤が発売されていますが、こちらは年間シングルランキング306位で3万6517枚のセールスを記録。合計しても、99万9996枚(!)でミリオンには一歩届かず…、という残念な結果になっています。たかが4枚ではありますが、数字のイタズラがシングル不況を如実に物語っていると言えそうです。 |
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年間アルバムランキング | |||||||||||||
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1stアルバム「First Love」は前人未踏の800万枚を超えるセールスを打ち立て1999年の年間アルバムランキングで首位、2ndアルバム「Distance」も439.2万枚を売り上げて2001年の年間アルバムランキング首位を獲得。そして、期待がかかる3枚目…。 2002年の年間アルバムランキングトップは、そんな宇多田ヒカルの3rdアルバム「DEEP RIVER」が340.2万枚のセールスで3作連続年間アルバムランキング首位という快挙に。音楽業界全体が目の敵にしている「パソコンを使った、CD-RによるCDの複製」を防止するコピーコントロール技術(CCCD)の採用を音質面から見送っているにもかかわらずこの数字を叩き出しているのは、いち音楽ファンとして非常に嬉しいところ。 |
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ブレイクシングル・アルバムランキング | |||||||||||||
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2002年にカラオの週間ランキングで30位圏内に初めて登場したアーティストに対象を絞ってはじきだされたブレイクシングル・アルバムランキングですが、2002年は元ちとせがシングル・アルバム両ランキングを制覇!ちなみに、昨年はCHEMISTRYがシングル・アルバム両ランキングで首位を独占していました。 シングルでは、テレビ番組の企画で生まれたインディーズバンド、ロードオブメジャーが2位に。また、MINMIが4位、氣志團が10位にランクイン。ソロ活動組では堂本剛が5位、ソニンが37位。歌手デビュー組では上戸彩が26位、LIV(押尾学ら)が30位に。YeLLOW Generation(15位)よりも一青窈(14位)の方が売れていたんですね。 一方のアルバムでは「アルバムデビュー」の健闘が目立ちました。5位にはタッキー&翼が、9位にはday after tomorrowがそろってランクイン。名義を変えてリリースした影響でランクインした“変則ブレイク”として、13位にTAK MATSUMOTOが、27位にYAIKOが顔を出しています。 |
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コンピレーションアルバムランキング | |||||||||||||
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特定の編集方針に基づいて複数の楽曲を一つにまとめたCDであるコンピレーションアルバムの中で、2002年最大ヒットとなったのが「kiss〜dramatic love story〜」でした。コンピレーション盤=洋楽というイメージが強い中、邦楽盤が首位というのは興味深いところ。 2002年、コンピレーション盤の最大の特徴は「70年代、80年代」にスポットを当てたもの。タイトルそのままの「The 80's」(3位)や「POP-UP 80's」(19位)に加え、ディスコブームで「Disco Nights」(5位)も好調なセールス。その他、「SWITCH」(47位)もこの系統に該当します。また、カバーブームで「一期一会 Sweets for my SPITZ」(15位)や「Sincerely...〜Mariya Takeuchi Songbook〜」(31位)、「Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album」(37位)がランクイン。トリビュートアルバム「THE BLUE HEARTS 2002 TRIBUTE」(30位)も同系統と言えそう。 最後に、ワールドカップ関連、ハモネプ関連、トランスリミックスも2002年コンピレーションアルバム業界(?)の特徴を示すキーワードとして挙げておきたい。 |
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